型番 |
R54 |
ゲージ |
■レイル(書籍) |
カテゴリー |
No.50〜 |
販売価格 |
3,500円(税込3,850円)
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■近鉄車輛小史2 モ1000・1100
近畿日本鉄道車輛小史1 大軌デボ1000・1100
昭和30年代関西の鉄道グラフ
日本随一の私鉄……今やJRも私鉄であるという説もありますがそれはさておき……である近鉄こと近畿日本鉄道.自社の路線延長と同時に幾多の鉄道会社を吸収することによって規模を拡大してきたわけですが,その源流の大きなひとつに,大軌こと大阪電気軌道があります.
今回はその大軌の車輛の中でも,今まであまりスポットライトを浴びることのなかった半鋼製3扉車の生い立ちと変遷を,沿線在住の山崎 寛さんが詳しく説いてくださいました.綿密な文章とオリジナルの詳細な側面図,そしてほとんどが未発表の写真群は,近鉄ファンならずとも,多くの電車好きを魅了することでしょう.
その記事にちなんでお目に掛けるのは,昭和30年代以降,関西の鉄道情景を撮影してこられた松村 豊さんのカメラによるグラフです.近鉄各線を中心として,京阪,阪急,阪神,各都市の市電,そして国鉄の車輛と情景をピックアップしてご覧いただきます.
そして,大きな期待の下に登場しながら,薄命に終わってしまった国鉄の中型ディーゼル機DD54について,その形態分類を,ふちい萬麗さんが試みられました.
久し振りの外国鉄道はアジアから2題.ひとつは荒木 徹さんによる,2002年にオープンした北京の鉄道博物館の近況.もうひとつは,新幹線開業を間近に控えた台湾の鉄道の蒸機時代について中川浩一さんが思い出を語ってくださいました.根本幸男さんのアルバムから,1970年代初期,縦貫線で蒸機が主役だった頃のグラフもお楽しみください.
前号で発表された鞍手軽便鉄等の研究と北九州の古典ロコの記事には,各方面から大きな反響をいただきました.新しい発見もありました.単なる補遺や訂正ではない,話題の拡がりを収録いたしました.どうぞお楽しみください.
その他にも興味ぶかい記事を満載しています.
2005年10月発売 定価:本体3,500円+税
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