型番 |
R51 |
ゲージ |
■レイル(書籍) |
カテゴリー |
No.50〜 |
販売価格 |
3,500円(税込3,850円)
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購入数 |
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■播丹鉄道を偲び加古川線を振り返る
■昭和31/1956年 北陸本線から紀勢東線へ
●播丹鉄道を偲び加古川線を振り返る
山陽本線の加古川と福知山線の谷川を結ぶ加古川線の電化工事が完成しました.
なんでもないローカル線にすぎないように思われるこの加古川線ですが,そのもとを辿れば,現在では第三セクター化された三木線と北条線,そして廃止された鍛冶屋線を含めて播丹鉄道という私鉄に行き当たります.
この播丹鉄道,大正2/1913年の開業から昭和18/1943年の国有化までの間に,実に延べ24輛もの蒸気機関車を保有しました.
客車も,オリジナル設計ともいえる近代的な2軸車を10輛も発注し,その中には1等車も含まれるという豪華さでした.
なにより忘れてはならないのが,蒸気動車を本当に活用し,そして内燃動車の実用化とともに,当時としては最大限のフリークエントサービスを実行したことです.
今回,JR西日本の手による電化工事が完成したのを期に,画期的な存在だった播丹鉄道を偲んでみました.
語ってくださったのは,内燃動車の研究では第一人者である湯口 徹さん.加えて,昭和11/1936年の趣味誌に掲載された加古川機関庫訪問記と当時在籍した蒸気機関車の解説記事を再録.
国有化後の情景は,神戸在住の山本雅生,坂本守夫,兼先 勤さんのアルバムからご提供いただきました.
加えて,電化後の新しい車輛もご紹介.これも記録です.
今回の特集に使用した写真や形式図,路線図などは,そのほとんど全てが初公開です.どうぞお見のがしなく
●昭和31/1956年 北陸本線から紀勢東線へ!
第2テーマは,本誌ではおなじみの,河村かずふささんによる,昭和31/1956年の北陸,関西,紀州旅行記です.
東海道本線全線電化の直前,紀勢本線の全通前というタイミングの旅です.河村さん独特の語り口による旅の記録は,当時を知る読者には懐かしさを,体験しえなかった年代の読者には新鮮な感動を与えてくれるでしょう.
当時の車輛や世相を今に伝える貴重な写真も,鮮明な印刷でふんだんにお目にかけています.
2005年1月発売 定価:本体3,500+税
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