型番 |
R43 |
ゲージ |
■レイル(書籍) |
カテゴリー |
No.40〜 |
販売価格 |
3,500円(税込3,850円)
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阪急京都線特急史
■国鉄が輸入した軽便用電気機関車
■ファンの目で見た台車の話
昭和40年代まで,北九州には無数といってよいほどの炭砿が存在しました.その多くは,なんらかの形で鉄道が係わっていたわけですが,現在では,炭砿も鉄道も,ほとんど全てが失われており,存在の痕跡すら薄れつつあります.
今回は,地元北九州に在住の大谷博孝さんが,かつての国鉄香月線香月駅に接続していたちいさな炭砿鉄道の歴史を繙いてくださいました.
日本で初めて炭砿が開発されたのがこの地域であるということも含め,小さいながらも重要なポジションを占めていました.その最初の名前は鞍手軽便鉄道.
在籍した機関車は,釜石軽便から南海鉄道を経て九州へやってきたシャープ・スチュアートのサドルタンク機に加え,自社購入のBコッペル機とCコッペル機が各1輛.その,劇的な変遷を繙き,地形図と空中写真と現地の踏査で路線の痕跡を訪ねます.
加えて,小倉在住のベテランファンである奈良崎博保さんが,昭和20年代の北九州地域で見ることができた“古典ロコ”について,アルバムを見せてくださるとともに,当時の様子をつぶさに語ってくださいました.この記事では,機関車のことだけではなく,そのころの趣味活動の様子もうかがい知ることができましょう.
第二部では,河村かずふささんによる,昭和35/1960年の夜行日帰りのカメラハイク談“桑名あたりで”をお楽しみください.桑名から名古屋まで,1日で歩き写した車輛たちが,貴重なカラーを含めて現代に甦ります.
定価:本体3,500円+税
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