● 特集 首都圏を彩る帯色さまざま 205系
今回の特集は,“国電最初のオールステンレス車,ボルスタレス台車採用車,添加励磁チョッパ制御車……”と,数々の“国電最初の”の冠が与えられるとともに,“最後の国電”でもある205系です.
新しいと思っていた205系も,初めて姿を見せてから23年が経過しました.最初の職場だった山手線こそE231系に譲ったものの,都心部を南北に縦貫する埼京線をはじめ,東京の周囲をぐるっと巡る武蔵野線,南武線,横浜線などで欠かすことのできない存在となっているのです.
今回は,北の仙石線や西の阪和線で使われているグループを含め,一挙に205系一族について徹底観察を敢行しました.
誕生から現在までの綿密な形態変化調査“MODELERS FILE”,そもそも205系とはどういう電車であるのかという“総論”,205系のバリエーションを一覧する“図鑑”,真横の写真で見る各線区の205系のプロフィール…….編成・装備一覧表や各バリエーションの形式図,床下機器配置図など資料も満載です.
模型でもNの製品を加工して“大集合!”が実現.さらに本誌オリジナルの紙成模型塾のテーマとしても採り上げ,16番(1/80)のペーパー工作に挑戦しています.もちろん型紙の付録付き.
2008年06月21日(土)発売
特別定価:本体1,886円+税
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