月刊とれいん No.525 2018年9月号
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MODELERS FILEを三題お届けします.最初は,JR北海道がこの春から本格的な運用を開始した最新の高速軌道検測車マヤ35です.特別に断面図や各部分の寸法図などの提供を受けての紹介です.
続いて,JR東日本で急速に装備がすすめられている,“線路設備モニタリング装置”です.営業用車輛の床下に,軌道の変位測定装置や,軌道材料をモニタリングする装置を搭載して,線路設備のきめ細かな観察を行なうシステムのことです.いまのところ既存車輛への改造が主体となっており,形式によってさまざまなバリエーションが存在します.LED光とレーザー光で地面を照らしながら走る姿も,極めて興味深いものがあります.現時点での装備車のほぼすべてを写真で網羅し,観測装置の取り付け位置などが特徴的な12種類については図面も掲載しました.
三番目は,先月号でご好評をいただいたJR西日本奈良線に残る103系の形態観察,完結編です.引き続いてスタイルと経歴のバラエティーをお楽しみください.
模型作品では,かつて東北新幹線を走っていた,200系200番代H編成が注目です.100系に似た独特のスタイルと,形態的に特徴多い2階建車をプラ板で全自作したものです.
関西私鉄は阪急と阪神の揃い踏みです.
その他イベントレポート,一般記事や好評の連載記事も満載です.
2018年8月21日(火)発売 定価:本体1,435円+税
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